海は地球の表面積の70%あまりを占める

大きな存在であるが、海の大きさは表面積だけにとどまらない。

地球を覆う大気と比べると、質量は260倍、吸収する太陽放射エネルギーは2.6倍、熱容量は700倍、含まれる二酸化炭素は約60倍、含まれる水(水蒸気と氷を含めて)は10万倍である。

海中に溶けている二酸化炭素量の60分の1が何かの理由で大気中に放出されても海にはほとんど変化はないが、大気中の二酸化炭素濃度は2倍になる。

さいわい海水はいろいろな特殊な性質をもっているため、海は変わりにくい安定な状態を保ち、気温が高くなりすぎれば大気から熱を吸収し、低くなりすぎれば熱を大気に放出するなどして大気の状態があまり変わらないように調節している。

海の大部分は人間の生活圏(陸)から遠いうえに、海上を吹く風の分布の効果も働いて海の表層は陸に比べて植物の栄養分が少ない。

そのため、海の面積は陸の2.4倍もあるのに植物の量は陸上の400分の1たらずしかない。

コメントは受け付けていません。